かつて子どもだったおとなたちに読んでほしい作品
70年以上も昔から世界中の人々から愛され、今もなお語り継がれている「星の王子さま」という絵本はご存知でしょうか。
この絵本の中には成長するにつれ、忘れていった感情を揺り起こしてくれるような数々の言葉が散りばめられ、その美しく儚い世界観は大人になるにつれ薄れていく「人として大切なこと」を思い出させてくれるような作品です。
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(ほしのおうじさま、フランス語原題:Le Petit Prince、英語: The Little Prince)は、
フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。
2015年現在、初版以来、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5千万冊を超えたロングベストセラーである。
子供向けの絵本のような雰囲気ですが、大人になって読むからこそ胸に沁みる言葉が溢れた本作。子供のころ読んだ方も、当時とはまた違った印象を受ける方も多いでしょう。
あらすじ
物語の主人公は飛空士の「僕」。彼の飛行船がサハラ砂漠に不時着する場面からこの物語は始まります。心から分かち合えるような相手に出逢うことなく生きてきた「僕」はそこで小さな星からやってきたという王子さまと出会います。王子さまが自分の星を捨てた原因は、一輪のバラでした。一生懸命お世話をして何もない星に咲いたきれいなバラ。ですがそのバラは王子さまを言葉で振り回し、耐えられなくなった王子さまは自分の星から逃げ出したといいます。飛行機を修理する間に王子さまの星、そしてそれ以外にも、今まで巡ってきた、いろんな大人たちが住む星の話を「僕」に聞かせてくれます。やがて、王子さまは「僕」にとってのかけがえのない存在に。ですが1年が経ったある日、王子さまはある決意をしますーーー。
大まかですがこれが物語のあらすじです。
なぜ王子さまが帰ろうと決意したのかというと、地球に咲いている何千本もの美しいバラをみてもなお、自分の星にあるごく普通のバラの美しさの本当の意味に気付いたから。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
これは最も有名な言葉で、作中でも何度も綴られている名言なので、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは友達になったキツネが、王子さまが自ら育てているバラに振り回されていることに嫌気がさして星を捨てて旅に出たと話したとき発した言葉。この言葉がきっかけとなり、王子さまはそのバラが自分にとってかけがえのない、大切な存在だったことに気が付きます。
これは読み手のその時の心境により解釈は異なるかもしれませんが、王子さまがバラを大切に思う背景には「絆」や「愛情」、そして費やした「時間」があったからこそではないかと思います。
「バラ」というのは比喩であり、「家族」「友人」「恋人」などを大切に想う気持ちや愛情は、決して目には見えないものですが、そこには確かな「絆」や「愛」が存在し、共有している「時間」があること。つまりこの「バラ」は貴女が一番大切にしているものが当てはまるのではないでしょうか。そしてそれらはカタチがないので目には見えません。
しかし目に見えないものに目を向けることで、たいせつなものに気が付けくことができるという意味ではないのでしょうか。
大人になると、お金や学歴、目に見える数値など表面的な結果でしか大事なものを判断できなくなります。これを比喩しているのが王子さまが言ったという6つの星。
・「王様」の星 ⇒権力
・「うぬぼれや」の星 ⇒人気
・「酔っ払い」の星 ⇒快楽
・「ビジネスマン」の星 ⇒財力
・「点灯夫」の星 ⇒労働
・「地理学者」の星 ⇒学問
これらは人間がおぼれがちなものの象徴であり、おとなになるとそういったものしか見えなくなるという意味の皮肉のような、教訓のような表現です。
いかかでしょうか。児童文学でありながら様々な教訓を含んだ本作品は、
大人になった今こそ読むべきではないかと私は思います。
そしてものがたりの冒頭には
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」といった文章があります。
私たちは成長するにつれ、大切なものを少しずつ忘れてしまいます。
大人になって忘れてしまったものを思い出させてくれるような鋭く突き刺さるような言葉。
頑張りすぎて、大切なものを見失っている大人に是非読んでいただきたい一冊です。
そしてこの本は年齢問わずみんなが知っているお話です。ですから交際倶楽部で出会った年の若い女性との話題に困ったら、この本の話をしてみるのもいいかもしれません。そしてあなたが読んで感じたことと相手が感じたことの違いを比べてるのも面白いかもしれませんね。そしてこの物語を読んでいた頃、きっと純粋な恋をしていた年頃なのではないのでしょうか?
子供のころに戻ったかのような純粋で美しい恋愛がここ、グリュデにはきっとあるでしょう。文学的な嗜好が合えば、たとえ年齢が異なる女性であっても会話のきっかけにすることができるのではないでしょうか?
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